最近、過去にない被害が出る台風が発生しています。
台風だけでなく、ゲリラ豪雨や雹(ひょう)、竜巻が各地で起きており、どこにいても安心はできないというのが現状です。
愛車の保管場所に頭を悩ませる方も多く、実際に台風で飛んできたものが車に当たって大きな損害を受けた方もいます。
この記事では、台愛車を台風から守る方法を紹介します。
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台風で飛んだ物が車に当たった場合、「飛んだ物の持ち主に修理してもらう」ことはかなりハードルが高いです。
というのも、台風に限らず地震などの自然災害が原因の事故は「不可抗力によるもの」として、基本的に法律上の賠償責任は負わなくてもよいとされているからです。
修理代を請求できる条件がこちら。
建物や瓦、ブロック塀等を自然災害に備えて対策をしていなかった場合は「本来なら満たされているべき機能・性能・要件が満たされていない(=瑕疵がある)」とみなされ、持ち主は賠償責任を負う
つまり、「瓦など風で飛びやすい物を台風に備えて対策していなかった」ということが証明されなければ、相手に車の修理代は請求できません。
とはいえ証明するにもハードルが高いため裁判をしている人も多いです。
裁判事例が気になる方は以下の記事が参考になるかと思います。
「自然災害で損害を与えたときも賠償責任がありますか」(西天満総合法律事務所)
飛んできた物の持ち主を特定すること自体が難しいようです。
車が傷つかないよう日頃から対策するほうが良いでしょう。
先ほど、台風で飛んだ物が車に当たった場合でも「飛んだ物の持ち主に修理してもらう」ことはかなりハードルが高いことを紹介しました。
他にも風で車が動いて壁に当たったなど、台風によってどんな被害がでるかは予想できません。
このような時のために割高な車両保険をつけている方も多いのですが、自動車保険を使って修理すると翌年1等級ダウンしてしまいます。
台風による損害で車両保険を使った場合には、翌年は1等級ダウンし、事故あり係数適用期間が1年加算されます。
ソニー損保 https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde071.html
つまり、車両保険で直せても翌年から保険料がアップします。
修理金額によっては保険を使わない方が安く済むケースもあるようなので、保険会社に1度確認したほうが良いでしょう。
ここまで、台風によって車が傷ついた場合の修理代について紹介しました。
基本的には自分で車を修理することになり、「車両保険を使うと翌年1等級ダウンして保険料がアップ」または「自腹で修理代を払う」ことになります。
台風など自然災害で車が傷つくと、良いことは1つもありません。
やはり、自然災害で車が傷つかないような対策が必要です。
ここでは台風対策の例を4つ紹介します。
もっとも手軽な方法が、車にカバーをかける対策方法です。
ただ、薄っぺらいカバーでは意味をなさない可能性があります。
風速64mの風で傘が飛ぶと、窓ガラスが粉々になるほどの威力があるといわれています。
さらにカバーが飛んで被害を与える可能性もあるため、値段より機能重視で選ぶことをおすすめします。
また、このカバーをかけることで「盗難リスクが高くなる」という意見もあります。
カバーの中に潜り込んで中で盗難作業をしていても、気づかれにくくなってしまいます。
最強の車の盗難防止方法を知りたいなら、レンタルガレージを検討してみよう車が風にあおられて、壁や隣の車にぶつかってしまう事故もよくあるようです。
月極駐車場など、隣に車がある場合には輪止め対策が有効です。
車を屋内駐車場に移動させるのも有効な手段です。
台風の間だけ駐車してお金を払えば良く、もっとも手軽に感じる方法ですが1つ注意点があり、盗難リスクが高くなります。
特にランドクルーザーやプリウス、アルファードは「盗難されやすい車」として毎年ランクインしており、買い物をしている一瞬のスキをついて盗まれてしまうといった被害も多くあります。
屋内駐車場は常に明るく、エンジン音がしても気にする人もいない、盗難者には作業しやすい環境です。
複数の人間が協力して、短い時間で車ごと盗難してしまいます。
普段と違う駐車場であっても、いつものような徹底した盗難防止対策が必要です。
台風対策として有効な方法の1つが「レンタルガレージを借りる」ことです。
シャッター付き貸しガレージとも呼ばれ、鍵付きのシャッターがついた車庫で車を保管することが可能です。
レンタルガレージのメリットは、特に何もしなくても台風対策ができてしまう点。
鍵がついているので盗難リスクも低く、高級車やクラシックカーの保管場所としても人気です。
コストはかかりますが、台風対策として有効で、普段の盗難対策や雹(ひょう)といった台風以外の自然災害からも愛車を守ることが可能です。
記事冒頭で紹介したように、台風が原因で車が傷ついて良いことは何もありません。
車を傷つけた人に損害賠償を請求することが難しく、多くの場合自腹を切って修理することになります。
そうなると、そもそも車に傷がつかないような対策が必要です。
ここで紹介した台風対策は一部ですが、後で「やっとけばよかった」なんて後悔することにならないように手を打っておきましょう。
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