最近、愛車やバイクを保管することができるレンタルガレージ(シャッター付き賃貸ガレージ)の人気が高まっています。
サイズはバイク1台が収納できるものから車2台駐車できるものまで様々です。
このレンタルガレージは地域によって価格差が大きく、監視カメラ付きや水道使用可といった特徴をもつものもあります。
この記事では、独自調査したレンタルガレージの賃料相場とメリット・デメリットを紹介していきます。
今回、47都道府県を対象としたレンタルガレージの賃料相場を調査しました。
車が入るサイズ(レンタルガレージ)と、バイクが入るサイズ(レンタルバイクガレージ)とで価格差があるため、分けて相場を紹介します。
- 調査方法:ネット検索
- 物件数:104件
- 価格帯:0.7万円~8.8万円
- 平均:1.4万円
- 中央値:1.29万円
レンタルバイクガレージは、賃料にバラつきがありました。
最高値月額8.8万円の物件は、2階建ての戸建て1階部分がガレージになっており、2階を物置としても使えるタイプでした。
また、1.1万円の賃料設定をしている物件が最も多くみられました。
バイクガレージなので、ガレージ内に収納するためのスロープは基本的に設置されています。
ただ、バイクガレージとはいえ大型バイクは収納が難しいケースもあるため、現地でサイズを確認してから契約したほうが良いでしょう。
- 調査方法:ネット検索
- 物件数:320件
- 価格帯:0.5万円~16.5万円
- 平均:3.04万円
- 中央値:2.53万円
レンタルガレージの場合、安いもので月額5000円、高いものでは月額16.5万円というものがありました。
月額16.5万円の物件は、車が3台入る大型のレンタルガレージでした。
また、3.3万円の価格設定の物件が最も多くみられました。
地域によっても価格に大きな差がみられますが、新築ガレージであれば2万円以上の予算を見積もっておいた方が良いでしょう。
ここまではレンタルガレージの相場を、バイク収納ができるサイズと車が収納できるサイズそれぞれで紹介してきました。
多くの場合、毎月支払うのは今回紹介した相場前後の賃料と、物件によっては共益費や引き落とし手数料となります。
ただ、物件によっては契約時に支払う敷金などの「初期費用」が意外と高く設定されていたり、1年や2年おきに支払う「更新料」が発生するため確認が必要です。
ここからは、47都道府県のレンタルガレージを調査した経験を元に、レンタルガレージを契約する際の注意点を紹介します。
レンタルガレージに限らず、アパート等の不動産を借りる際には様々な初期費用がかかります。
こちらが、レンタルガレージの契約条件でみられる初期費用の項目と相場です。
- 敷金:賃料の1~3か月分
- 保証金:賃料の1~3か月分
- 礼金:賃料の1~3か月分
- 保証料:1000円~1か月
- 契約事務手数料:1万円~
上記すべての費用がかかるわけではありませんが、賃料と共益費以外にも費用がかかる可能性があることは覚えておいても損はありません。
また、上記には仲介手数料が含まれていません。
貸主と直接契約すればかからない費用ですが、仲介業者が契約書作成や内覧対応をした場合は賃料の1か月分を仲介手数料として支払うことが多いです。
レンタルガレージを契約して支払う費用のなかで、契約からある一定の期間が経過したタイミングで支払う「更新料」を設定してる物件もみかけました。
- 更新料を設定しているレンタルガレージ:全体の約3%
- 更新料の金額:賃料の0.5~1か月分
- 更新料を支払うタイミング:契約日から1年後
更新料がかかる物件は全体の約3%と少なかったものの、契約日から1年経過ごとに0.5~1か月分の賃料がかかるので「知らなかった」という事態は避けたいところです。
契約する際には更新料がかかるかどうかも必ず確認しましょう。
レンタルガレージの相場を把握することも大切ですが、敷金や礼金といった初期費用や更新料も確認しましょう。
うやむやにしたまま契約すると、後でトラブルになる可能性があります。
納得の上で契約し、快適なガレージライフにしましょう。
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