今回調査したレンタルガレージ(シャッター付きガレージ)は、6区画が埋まらず半年間空室が続いています。
しかし調査対象ガレージ周辺の人口を調査したところ、6区画であれば埋まると予想される調査結果でした。
ではなぜ埋まらないのか?さらに詳しく調査しました。
調査対象ガレージ周辺の人口を、5区画が常に満車のガレージAと比較した結果が以下の表です。
| 調査対象ガレージ | ガレージA | |
|---|---|---|
| 区画数 | 6 | 5 |
| 0.5㎞圏内 | 7,000 | 3,500 |
| 2km圏内 | 112,000 | 46,000 |
| 5km圏内 | 356,000 | 250,000 |
比較表を見る限り、調査対象ガレージはガレージAよりも人口が多いエリアだと分かります。
人口が十分でも、駐車場不足になりやすい高層マンションが少ないと需要が小さくなる傾向があるため、あわせて調査した結果が以下の表です。
| 11階建て以上 共同住宅世帯数 | 調査対象ガレージ | ガレージA |
|---|---|---|
| 区画数 | 225 | 0 |
| 0.5㎞圏内 | 5,410 | 0 |
| 2km圏内 | 18,523 | 195 |
11階建て以上の共同住宅世帯数で比較しても、調査対象ガレージはガレージAよりもかなり多いことが分かります。
しかしこの2つのガレージには、集客力の決定的な違いがありました。
調査対象ガレージは通りから1本入った場所にあり、インプレッション数(人の目に触れる回数)が少ないためガレージの存在自体が知られていない可能性が高いことが分かりました。
調査対象ガレージは生活道路に面しており、近隣住民しか存在をアピールできない状態です。
一方の安定して5区画が埋まるガレージAは大通り沿いに面しており、多くの人の目に入ります。
シンプルではありますが、このインプレッション数はガレージ投資に大きな影響を与えます。
インプレッション数が少ない立地であっても、Web上で集客する方法があります。
しかしこの調査対象ガレージは、大手不動産検索サイトで青空駐車場に混ざって掲載されており、見つけてもらうまでのハードルが高い状態です。
実際に色々なキーワードで検索を試みましたが、大手検索サイト以外でこの調査対象ガレージを見つけることができませんでした。
今回の調査対象ガレージのように、立地が悪くてもWeb上でアピールできれば満車にできる可能性は十分にあります。
しかし、レンタルガレージは新規参入者が増える一方で検索方法はアップデートされておらず、何百とある青空駐車場から見つけ出す必要があります。
おそらく、調査対象ガレージの貸主様は仲介業者の方に募集依頼をしたことがゴールとなっており、自分のガレージがどれだけアピールできているかは把握できていないでしょう。
今回の調査対象ガレージは、5km圏内の人口や高層マンション世帯数でいえば優秀なエリアに位置しており、Web上でしっかりとアピールができればもう少し早く満車になると推測されます。
しかし通り沿いでない立地の場合、Web上での集客が鍵になることに気づき、対応している方はかなり少ないと感じています。
レンタルガレージ投資で競合が増える今、仲介業者の方からの返事を待つだけではなく、より積極的なアピールが必要な段階に突入しています。
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