レンタルガレージといえば、比較的低コストでスタートできるため、一部の投資家に人気の不動産です。
しかしまだ運営ノウハウ等の情報が少なく、手探りでスタートする方も多いのが現状です。
そんな中でレンタルガレージだけを取り扱う検索サイト「ガレマニ」では市場調査を行い、満車になるガレージの条件を日々研究しています。
すると、県内で人口が多い市町村TOP3に位置するガレージで空室が続いていることを発見しました。
「実は人口が多い=需要」が多いとも言い切れないことが最近の分析で分かっており、今回もそのケースにあてはまっていました。
今回は、「人口が多い」という感覚で投資先を決める危険性について解説していきます。
今回調査したガレージは、全4区画ですが満車にならず、空室が4か月続いています。
設備は充実しており、段差もないため高級車の出入りも可能。
しかし何か月も4区画が埋まりません。
その理由を調査すると、以下の3点が要因ではないかと推測しました。
- 競合ガレージが多い
- 人口が少ない
- 視認性が悪い
ガレマニ独自調査では、ガレージから半径5km圏内にはすでに120区画の競合ガレージがあることが判明しました。
競合ガレージの設備はシンプルなものが多い傾向があり、賃料も20,000円以下と比較的安く設定されていました。
また調査対象のガレージは電動シャッターとEV充電設備等が導入されており、賃料が平均の1.5倍近い結果となりました。
周辺ガレージと比較するとどうしても高く感じることが、空室の原因の1つと推測されます。
今回の調査対象ガレージは、全国的にも人口が多い都道府県で、しかも圏内TOP3の人口が多いエリアに位置しています。
しかし人口分布と用途地域を確認すると、東側半分が市街化調整区域になっており、西側の人口集中エリアの需要を確保する必要があります。
ところが西側にはすでに120区画の競合ガレージがあるため、ターゲットの奪い合いが起きていると予想されます。
今回の調査対象ガレージは住宅地に位置しており、周辺は戸建てが多いエリアです。
ガレージが面する通りは車通りが少なく、「周辺住民しか存在を知らない」という可能性があります。
今回の分析では、需要が多いと予想される西側は人口が多い一方で、すでに競合ガレージが多数確認されました。
人口が多いエリアは、競合も必然的に多くなります。
競合ガレージの平均賃料、導入設備、満車のガレージの傾向は、投資前に確実に押さえておきたいポイントです。
ガレマニでは、土地の住所をもとに5km圏内の競合ガレージ情報・平均賃料・設備導入率などをまとめた市場調査レポートを提供しています。
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