関東と関西といえば、方言や性格、文化の違いがあります。
今回、「レンタルガレージにも関東と関西*で違いがあるのか」という観点で調査をすべく、設備導入率を比較しました。
9種類の設備(コンセント、照明、換気扇、防犯カメラ、駐車スペース、電動シャッター、水道、EV充電、セキュリティ(警備会社契約))の導入率を調査し、平均値を算出したところ、関東が関西を11.6%上回る結果となりました。
*関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)/関西(大阪・京都・兵庫)
「設備導入率の高さはオーナーの投資意欲に比例する」と捉えると、関東のオーナーは積極的な投資姿勢がうかがえます。
全国の平均設備導入率が14.6%ということを踏まえても、関東には設備が充実したガレージが多数存在すると推測できます。
実は関東全域で設備導入率が高いわけではなく、千葉県の38.4%が突出して高いというデータがあります。
東京と神奈川県は10%前後の低い平均値となっています。
この平均導入率の格差の原因には、地理的な要因もからんでいます。
土地価格が高い都心部では、アパートやマンションのように、上に積み上げて収益を獲得できないレンタルガレージ投資は人気がありません。
「建物1Fの駐車場にシャッターをつけて貸し出す」、いわゆるビルトインタイプが主流です。
ビルトインタイプの場合、例えば換気扇を設置するにも建物躯体に穴を開けるなど様々なリスクがあり、設備がシンプルになる傾向があります。
一方で、土地価格が都心部より安い千葉県のような立地の場合、ガレージ用地を購入し、イナバ物置やヨド倉庫の既成サイズのガレージを並べるパターンが多く確認されています。
また、ビルトインタイプよりも自由度が高いため、敷地内に洗車機やトイレを設置するケースもあります。
そのため、設備導入率は土地価格が安い地域のほうが高い傾向があります。
千葉県のように設備導入率が高いエリアでは、初期段階から充実した設備が求められます。
コンセント、照明、換気扇は導入必須、さらに共有水道や洗車スペースを設けるなど、競合に負けない設備を用意する必要があります。
ガレージが建った後に設備を追加工事すると、余計にお金がかかることが多いため、初期段階での計画が重要です。
競合ガレージを調べる場合、少なくとも5km圏内は調査することをおすすめします。
ガレージは住居とは違って使用頻度が少ないため、自宅からの距離に対して比較的許容範囲が広い利用者が多い傾向にあります。
徒歩圏内はもちろん、5km圏内までは調べておくと安心です。
調査方法としては、地元の不動産会社への確認や、Web上での調査がありますが、注意点があります。
私の経験上、不動産会社はレンタルガレージ取扱い件数が少なく、情報が少ない可能性があります。
また、Web上での調査の場合、空いているガレージ情報しか手に入らないことがほとんどで、限られた競合情報しか手に入りません。
ガレマニでは、土地の住所をもとに5km圏内の競合ガレージ情報・平均賃料・設備導入率などをまとめた市場調査レポートを提供しています。
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