投資エリアを選ぶ際に人口や地価ばかりに目が向きがちですが、「ガレージから生活の中心地までの距離」も需要を左右する重要な要素です。
レンタルガレージを探すとき、借り手は距離で候補を絞り込んでいます。
ガレージの設備や賃料が借り手の求める条件を満たしていても、自宅や職場など生活の中心地から遠いと候補から外れてしまう可能性があります。
本記事では、レンタルガレージ需要と距離の関係について解説します。
距離が遠くなるほど、価格や設備で大きな優位性がなければ候補から外れやすくなります。
ガレージを借りる人は、まず自宅や職場から近い物件を探します。
住居とは違ってガレージ選びに学区や駅からの距離といった制限はないものの、現実的な候補範囲は車で20分以内が目安です。
30分を超えてくると、往復で1時間かかるため候補から外れやすくなります。
東京都内では、電気やコンセントといった設備が一切ないレンタルガレージが月額3万円ほどで貸し出されています。
他のエリアであれば、月3万円で防犯カメラ、照明、コンセント、水道など充実した設備のガレージを利用できる金額です。
しかし、東京都内という好立地ゆえ、設備がないガレージでも需要はあります。
借り手が、設備よりも距離を優先させている典型的な例です。
レンタルガレージの利用頻度は、少ない利用者で月1〜2回程度です。
毎日通う場所ではないため、「たまにしか行かないのだから多少遠くても大丈夫」と思われがちです。
しかし実際に各地のレンタルガレージを調査していると、使用頻度が少ないガレージであっても距離を重視していることが分かっています。
東京・神奈川まで車で30分ほどの場所にあるガレージで、空室が続いていることが確認されています。
そのガレージ周辺人口は少ないため、都市圏の利用者をターゲットにしたガレージ建設であったと推測されます。
都市圏の人口から需要を考えれば安定して満車になる規模のガレージですが、空室が続いています。
時間帯によっては60分以上かかるなど、ガレージまでの距離や時間が契約ハードルを上げていると考えられます。
距離が近くても、立地によっては選ばれにくい場合があります。
その典型が「高速入口や幹線道路と反対方向にある立地」です。
上のイラストのように、人口集中エリアを挟むように高速入口や幹線道路があるガレージは、候補から外れやすくなります。
人口集中エリアから5km圏内でも、イラストのような立地が原因で空室が続いているガレージが確認されています。
愛車を走らせることを楽しみにしているユーザーにとって、ガレージはドライブの起点になる場所であり、高速までの距離や幹線道路までのアクセスは物件選びの重要な条件になります。
また、資材保管場所としてガレージを利用している人にとっても、各現場へ向かう際に高速入口や幹線道路までの距離は重要です。
一方で、高速インターチェンジへ向かう道沿いのガレージは、周辺人口が少なくても選ばれる可能性があります。
レンタルガレージの需要は距離も大きく影響します。
距離と需要を正しく判断するための2つの原則を押さえておきましょう。
自宅・職場から車で10〜15分以内の人口を需要の基準にします。
それを超える距離は選ばれる可能性が低くなります。
高速入口や幹線道路との位置関係など、行動導線も把握することで空室リスクを下げることができます。
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